[コメント] 萌の朱雀(1997/日)
映像だけでもストーリーが伝わることを心がけているスピルバーグならなんというか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映像が伝える力とはどういうことなのか。 スピルバーグは、セリフ、音声がなくても観客に伝わるような撮影を心がけているという。視覚に訴えることこそ映画の醍醐味でもあると思う。短いカット、表情、カメラの位置、編集、これらがうまく構成されてこそ、映像の力が発揮できる。
セリフのボソボソ感、方言は仕方ないとして、えいちゃんはみちるにとってどういう関係なのか、鉄道が頓挫することで父さんはどうして死に至るのか。すべてが想像でしかつかめないところが歯がゆい。いいとこついてくるのに、もうひと声!ってとこでしょうか。
さびれていく田舎での人間関係とその暮らしのはかなさを言いたいのはわかる。しかし監督の若さゆえの物足りなさが非常に残念。
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