[コメント] ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)
何の前知識もなく、『ペーパーボーイ 真夏の引力』で見たニコール・キッドマンがあまりに凄かったもんで本作を手に取りました。そしたらこれも凄かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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全編、舞台劇仕様。おおまかな小道具と情景配置で、ランスルーのていで進む。俳優たちには惜しみない拍手を送りたい。
『ビューティフル・マインド』のルームメイトだ!『グッド・ウィル・ハンティング』の数学の先生だ!『プライベート・ライアン』のアパムだ!って見始めるけれども、なかなかどうして、ニコール・キッドマン の純粋でまっすぐなキャラクターにグイグイひっぱられる
そして、復讐。
dogには「裏切り者」というスラングもあり、劇中の犬の鳴き声、最後に残される犬の面影が余韻を残す。
ダンサー・イン・ザ・ダークの監督だと知り、人間の心の奥底にある怨念というか恐ろしさのようなものを感じた。相手によって自分もいかようにでも変えられてしまうのだろうか。
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