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[コメント] エレファントマン(1980/英=米)

初対面で涙を浮かべるアンソニー・ホプキンスの造形には感嘆を覚える。偉い人だ。「病室に鏡を持ち込んではいけません」など、後のネタ振りを科白で示すところがいずれも空々しく、興醒め。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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冷淡な上流社会と人情ある下層社会、というクリシェをひっくり返した物語は、スノッブとは何かについて考えさせられるところがある。偽善は善を意識しているだけ、露悪より優れている、という感想を持った。ただし、マスコミの風潮に沿った皇族の頭ごなしの福祉政策や、余りにも露悪的なボイラー技士の造形などは抵抗を覚える。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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