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[コメント] 拳銃無頼帖 電光石火の男(1960/日)

人間以外に命中し続ける拳銃と、よい親分菅井一郎VSわるい親分嵯峨善兵という配置が得難い妙味。吉永小百合15歳、日活アクションでキスシーンのミスマッチも愉しい。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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冒頭、夜汽車に乗っていたのに(四日市のひとつ手前の浜辺に)降りたら太陽が昇っている、という繋ぎがよく判らないのだが、あれは夜行で夜が明けたということなんだろうか。元彼が予定外に早く出所してきたと婚約破棄する浅丘ルリ子は面倒過ぎる女。宍戸錠の帽子の紐は鼻チューブに見える。逮捕前にピアノ弾いて中国語で詠嘆する藤村有弘の印象が強烈で、インチキ外国語の元祖は陰翳にとんでシリアス。本作のベストの件だった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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