ちょっと気になる程度での鑑賞でしたが、充実の満足度でした。文句なしでしょう。

とにかくコリン・ファースの紳士っぷりがかっこいい！戦闘シーンはもちろんのこと、終始様になっていてシビれますね。それに続いてタロン・エガートンもビシッと決まっていて本当にクール。やはり外国の俳優さんは何をやらせてもかっこよく見えるなー。悲しい（笑）

しかし、予想以上に人が死んでいきますね。もちろんそれを最高にクールなアクションシーンでまとめることもあれば、ブラックコメディのように大量に死ぬことを面白おかしく見せるシーンもある。ええ、終盤の見事な人間花火のシーンのことですね（笑）とても不謹慎で笑うべきではないのでしょうが、あの鮮やかな花火にあの音楽。笑うしかないでしょう。ブラックコメディ要素も強いことから、あのシーンを見た瞬間に自分はキューブリック監督を思い浮かべましたね。あの名作のラストシーンをどことなくモチーフにしているような気がします。

モチーフといえばこの映画はいろいろ含んでいましたね。自分はノーランのバットマンシリーズが大好きなので、あの忠実な執事を演じたマイケル・ケインが本作では真逆の紳士を演じているのは意図的なものであるように感じます。

こんなことなら『007』も見ておけばよかったなー。。