[コメント] 砂の器(1974/日)
加藤嘉の好演に尽きる。真夏の駅で子供と今生の別れをする彼、子供に迷惑をかけまいと「こんな人は知りません」と泣きながら強弁する彼。邦画屈指の名作の一つ。
小学生の私でも泣けて仕方なかったが、たぶん鼻をすする音の多さからして観客のほとんどが泣いていたはずだ。
日本の四季を描くカメラワークと言い、芥川也寸志の音楽もすばらしい。
ハンセン氏病患者への差別撤廃に関して、この映画が果たした役割は少なくはないと思う。
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