[コメント] 夏時間の庭(2008/仏)
子供と犬による導入部がまず嬉しい。綺麗な画と丁寧に施された音。「静かな」物語だが映画には躍動感がある。持続と省略の妙。アサイヤスの民主的な演出は全キャラクタ、特に家政婦を輝かせる。ラストのパーティで音楽を変えて踊りだす瞬間の感動は、近年では『恋人たちの失われた革命』のダンスシーンに次ぐ。
ジュリエット・ビノシュの恋人役にカイル・イーストウッドという謎キャスティング。台詞のある役での映画出演は『センチメンタル・アドベンチャー』以来か。男前だなあ。
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