[コメント] チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007/米)
10年前に公開されていれば、文句なしの良作であったはず。しかし、9・11とその後の戦争が起きてしまった今となってみれば、もう少し別の描き方が出来たのではないかと感じる。
「塞翁が馬」とは便利な言葉で、過去の失敗への責任や、未来を築く責任の重さを軽くしてくれる。マイク・ニコルズは、本作の重いテーマをこの便利な格言に載せることで 簡単に終わらせてしまった感じを受ける。
トム・ハンクスは一挙一動がいちいちカッコよくて、ジュリア・ロバーツは洗練されていて、そっちの面では100分間十分に楽しめた。個人的には、チャーリーズ・エンジェルの3人がツボ。あの3人がもてなしてくれるメイド喫茶があったなら、間違いなく通ってしまう。
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