[コメント] キングメーカー 大統領を作った男(2021/韓国)
音楽的な演説を始めるソンギュンも”閣下”の一座も挙措は歌劇に準ずる。殊に室長チョ・ウジンのヌルっとした軟体感。話の底流にある実務家蔑視はミュージカルの話法に特有の内容のなさへの自己嫌悪でもあるのだが、
ソンギュンにも中身がないとすれば、どちらにせよ徒労であるから野望の挫折が悲劇にならなくなる。
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