[コメント] ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022/米)
やや異色の会話劇だが、最後のナレーションの一言には、衝撃に近い感慨を覚えた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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女達があれだけ意見を戦わせ、迷い、ためらい、葛藤しながらようやくたどり着いた結論であっても、それを「あなたの物語とはちがう」と言い切る。
本作はかなりメッセージ性の強い映画だと思う。観る者に強いメッセージを送りながらも、それを「あなたとはちがう」「あなたには違う道が(を)」という言葉で締めくくる。
その意味するところ、示すもの、そこにいたった背景などなど、最後になって様々なことを考えさせられた。
観ている最中は、あまりそういうことを考えなかったのは、私が男だから、だろうか。だとすれば私の中にも本作で示されているような問題があるということなのだろうか。
そういう意味では、自分と向き合うことを迫る映画ではないかと感じた。
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