[コメント] 金の糸(2019/グルジア=仏)
老境の主人公が、かつての因縁のある人物と思わぬ邂逅をして、過去とどう折り合いをつけていくのか。やや台詞で語りすぎのきらいはあるが、抑制のきいたつくりで、味わいと共感を呼ぶ。
ただ、本作で一番魅力的だったのは、何と言っても少女の方のエレネだ。可愛らしくてその上、素敵という驚異的な逸材で、彼女がいるだけでほのぼのしてしまう。ぜひこのまま女優になってほしい。その将来が楽しみだ。
また、彼女の家の中庭をはさんであるアパートの住人たちとのやりとりも楽しく、よく工夫された映画だった。
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