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[コメント] ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016/米)

史実を基に、南北戦争前後のアメリカ南部の奴隷解放をめぐるリアルな雰囲気、そしてアメリカに根付く自由と平等の源流を感じさせ、まさに観るべき映画と言えるのではないか。
シーチキン

南北戦争の、凄惨な死屍累々といったシーンは秀逸で、このシーンがあるからこそ「金持ちの戦争を貧乏人が戦う」みたいなことがやってられるかという脱走兵の気持ちに説得力がでる。

本作を観ると、南北戦争が終わっても、黒人も含めた自由と平等の獲得が平坦な道ではなく、その後も続くいばらの道であったことがよくわかる。

その道を敢然と決意と覚悟をもって歩み、戦ったニュートンの姿は、アメリカの懐の深さとともに、確かさをも感じさせた。

(評価:★5)

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