[コメント] チーム・バチスタの栄光(2008/日)
ミステリーとしてはいささか安易なオチで拍子抜けする感は否めない。ただ、手術室での緊張感あるシーンとか、吉川晃司や佐野史郎の人物造形の一貫性など、随所に面白いというか、瞠目するシーンがちりばめられており、そう悪い映画ではない。
ただ、今、「医師不足」と言われてみたり、「医師の過酷な勤務状況」とか「救急患者たらい回し」という現実がある以上、そのことに、あえて、少しも触れようとしない姿勢には物足りなさが残る。
それがあれば、少なくともオチにもっと迫力が出たんじゃないだろうか。
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