[コメント] 魔性の夏 四谷怪談より(1981/日)
お約束事が多い題材を演劇界の作法で目新しくしたつもりだろうけど失敗。集団劇にしてる分だけ絵は何時もと違うけど、それ以外はダメ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ショーケンの伊右衛門はお岩を陥れて顔が変わったところでもう怖がって、最後はお岩にやられるのではなく与茂七と刺し違うアンチクライマックス。後ろで流されるクラシックも意外性でも取り合わせの妙でも無く、ただ単に合ってないし、どう組み合わせるかも考えてない。
演劇のせいか声を張る瞬間が多すぎてそんな必要は無いのにとつっこまざるを得ない。蜷川幸雄の責任が非常に大きい失敗作。
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