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[コメント] キューポラのある街(1962/日)

映画として観ようと思ったが無茶苦茶な事を言ってるな。
t3b

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







鎌倉市川喜多映画記念館という施設がある。安上がりな町歩きが好きな私はこういった博物館や美術館の類を訪れる。私はこの施設で吉永小百合の企画展をやっていた時に訪れたのだが(私は吉永小百合のファンでは無い。特に嫌いでも無かったが。この企画展に行ったのはたまたま。)この映画のポスターが展示されていてその説明には吉永小百合の代表作であると書いてあった。昔はアイドル女優だったから特に思想とは関係なくこの映画に出たという事で通る可能性もあるが、今でもこれが代表作だと書いてあって驚いた。本人はこの展示をきちんとチェックしてるのだろうか。ビデオメッセージを会場に寄せていたのでこの企画展を知らないってのは有りえないけど。

内容については北朝鮮に行ってもこれ以上貧乏にならないとか、節々に出る共産主義の世界観賛美のセリフ。あと職人をわざと戯画的に描いて労働者が上みたいな演出も気に入らない。

1962年の日本が貧乏ゆえにこんな貧すれば鈍すの思想映画になっている。反面教師にはなる。

(評価:★2)

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