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[コメント] 日本の夜と霧(1960/日)

撮った当時は意味があったし、今でもこの表現が意味ある当事者はいるけど、当時のどん詰まり感がそのまま持ち越されてるんで時間の経過はなんだったのだと思う。
t3b

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







左翼の嫌な部分であるつるし上げや監禁や自己批判を要求するところなど左翼の監督がそれを撮る意味というのは制作当時はかなりあったのだと思う。でも今はある意味悪化して、自分をリベラルと規定するんだけど、他人から見たら左翼以外の何物でも無い人が政党の党首がまるで変わらない党に投票して日本の政治の自由を守れとか言い出す。共産主義は硬直的で危険でソ連も中国もイデオロギーとしては失敗すると考えられていたからこそ公安に睨まれてたってのを判っていないし、その自意識も無い。ソ連や中国と自国の党は違うと平気で言えちゃう神経。世代交代で自身を左翼として規定する人は減るんだろうが、ここにあるような気持ち悪い振る舞いをする人は残るんだろう。うんざりである。

あと右派の嫌な部分を誰か撮る必要は現代において求められているね。この場合”右翼”では無くて右派。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)太陽と戦慄[*]

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