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[コメント] マルクス一番乗り(1937/米)

この映画は水上カーニバルでのバレエシーンと、”Tomorrow Is Another Day”という歌の唄われる黒人達とのジャージーなコラボレーションの、二つのミュージカル場面に尽きる。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 つまり、マルクス兄弟が殆ど絡まない場面が突出している。特に水上カーニバルのバレエシーンはカッティングの端正さも特筆ものだし、何よりもバレエダンス自体が驚異的なものだ。このシーンに続くチコお得意のピアノ芸もピアノの破壊とハーポのハープ演奏も霞んでしまう。

 サム・ウッドは『打撃王』でもストーリを経済的に語ることを放棄したかのようなバレエシーンを挿入している。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)りかちゅ[*] 3819695[*]

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