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[コメント] わが恋せし乙女(1946/日)

雄大な風景を舞台にする木下恵介作品はいいと思う。ヒロイン・井川邦子に対する演出は意味不明なまでに陽性だが、背景によく合っている。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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 下着姿になって窓から飛び出したり、布を振り回しながら走るシーンのやり過ぎ感も平和への希求の象徴だと思えば納得できてしまう。超ロングからワンカットで収める乗馬シーンや部屋に座った原保美をディゾルブのカットズームインで寄る繋ぎだとか木下の才気を感じさせる演出が随所にある。

(評価:★3)

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