[コメント] ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019/米)
アメリカって自由というか、何でもありなのだとつくづく思う。一番瞠目させられたのは、下ネタよりも、不正よりも、ドラッグの扱い。民主党の国務長官が!この自由さ(というか無制限さというか忖度のなさというか)はある意味羨ましい。
警備担当の太ったエージェントのような、脇キャラの造型がいい。フィリピンでの反政府軍の攻撃と、避難部屋でのキス。翌朝の浜辺での、セス・ローゲンとエージェントのやりとり等。あるいは、ブエノスアイレスの舞踏会の場面。ダンスシーン(シャーリーズ・セロンとアレキサンダー・スカルスガルドとのダンス)を赤い照明のローキーで統一するのは、かなり攻めた照明だとも思ったが、別室へ入っての、セロンとローゲンの場面(『プリティ・ウーマン』オマージュ)の部分でも、ドアの前を警護しているエージェントの真剣な表情が可愛らしく思えてくる。
終盤の顔射ネタは、つまらない。画的に。もっと過剰でいい。
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