別に前２作の説明とか必要なかった。

残酷殺人オンパレードで突き進んでくれればそれで満足なのに。

途中フラッシュバックなんかで前作までのアマンダとジグソウの役割分担とかを補足しなくても、観たい人は観るんだから。

ジグソウは、子供がひき逃げされて亡くなってから家族関係が崩壊してしまった一組の夫婦が互いを「許せるか・許せないか」のゲームをしていたんだよな？ それだけで充分話になる。

前作までの矛盾を引きづらなくても、最初に出てきた男が妻の浮気相手で、最後、亭主は浮気妻を許せるか否か、だけで勝負しても充分に面白い作品に仕上がったと思う。

加えてジグソウはアマンダに「誰かを赦す」試練を課したんだろうけど、その誰かとは、リンの事なのか。ジグソウはアマンダが自分を慕っている事を理解した上でリンといちゃいちゃしてみせてそれを試しているのか？

んんん？

ジグソウはどんな形をハッピーエンドと考えていたのか？

男が妻を許す。妻は男を許す。アマンダは女を許す。最後に集まった４人が誰も殺し合わなければ娘も助かった。そういうことか？

にしてもだ。豚の汁に水没しそうになる判事以外は時間制限が厳しすぎて許せたとしても助けられないじゃん。

やっぱりジグソウが何考えてるのかイマイチわかんない。

ただグロ過ぎる惨殺シーン、いいぞ。僕は好きだ。あくまで映画の中の出来事として、だけどね。