別にこの兄弟はいわゆるヲタクでも何でもない。普通の「面白い人」たちなんだよね。

だって、他人とのコミュニケーションを途絶してるわけでもなく、ちゃんと意中の女のコを自宅に招くだけの勇気と話術を持ってんだから。ヲタク？　全然そんなことないょね。３人以上いないと遊べないボードゲームとかも沢山ありそうだし、案外、友達も多いのかもよ？　兄貴の友人も遊び人な訳だし。。。

勝手にヲタク映画と認定してしまうのはどうだろ〜、と思ってみたりして。。。

ただ、ちょっと変わった人たちであることには変わりなくって、ソコが本作の面白いところ。

『さ〜て、本でも読んでだんだん眠くなろっ！』・・・思ったことをわざわざ口に出して言っちゃう人ってだけでチビリそうなくらい笑えた。

兄弟って羨ましいな。。。僕は毎週でも彼らのうちに遊びに行きたいよ、モノポリーしにっ！

カレーパーティーや浴衣パーティーの後の真夜中の反省会。

『どっちか選ばなきゃいけないとしたら、兄ちゃんはどっちにする？』

あんた達が「当たり前」に「選ぶ側」にいることが笑える。 クスクス。

江國作品の中では異色のでき。

でも、何だかラストの着信音から推察するに、春は近そうだな。うん♪

勝手にそう思うことにする。