[コメント] 2010年(1984/米)
『2001年宇宙の旅』でキューブリックが丁寧に描いてきた「船内無重力」を全く無視した正統続編。無機質な『2001年』よりも生活感が見え隠れする本作のほうが(例えば女性の髪型とか自動車とかが)古臭く感じる部分もある。ただ、木星を眼下にディスカバリー号へと移動するシーンは確かに高所恐怖症には厳しい絵だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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木星をぶっ壊してでも米ソの冷戦をやめさせたモノリス。
太陽が2つある世界もいいかも? と単純には思えない。
ちゃんとロシア語でもメッセージ送れよ、とか木星ぶっ壊してエウロパ含む衛星は無事とか、結局葉緑素を持つ生命体の正体は謎とか、いろいろと不満が残る。しかもエウロパには二度と近づくなとかにべもない。
最後にモノリスを映す辺り、機会があれば続編を作ってやろうという魂胆が見え隠れする。
なんか、観て良かったのか観なかった方がいいのかよくわかんない作品。
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