愛→タイムマシン→過去、ここまでは分かる。 確かに愛する人のために、わざわざタイムマシンを作り上げて過去に飛んだんだね。けど、どうして云万年後の未来に飛んで、しかも敵が沢山出てくるの？ 何かおかしいぞ？趣旨が変わってきてないか？

ダメだダメだ、良いところを挙げよう。 良かったのは前半、情景が大変お洒落だった事でした。素敵な車、可愛いお花屋さん、湖のアイススケート、確かにそこは愛の育まれる場所でした。話は進んで彼はタイムマシーンを作り上げた。どうしてあんな玩具のような機械で未来･過去に飛べるのか疑問には思ったが、それは置いておいて、大変お洒落で素敵なマシンでした。まあこういったデザイン的なものは素敵だったと思います。

問題はストーリー。 恋愛物語が作りたかったのか、未来絵図を描きたかったのか、それともアクションに走るつもりだったのか。何がしたかったのでしょうか、監督。　 余りに多くを描きすぎで、筋が通っていない風に捉えました。 『スターウォーズ』シリーズも確かに多くの要素を盛り込んでいますが、あれはまた別です。未来絵図を描いた上での恋愛、アクションです。しかし『タイムマシン』はアクションに走るつもりなはないにしろ、軸がしっかりしていないだけに作品自体の内容が希薄になったような気がします。それがちょっと残念です。

なにか知ったかぶりのような発言をしてしまいました。ファンの皆さま申し訳ありません。