[コメント] バルタザール どこへ行く(1964/仏=スウェーデン)
突き離した視点でロバの一生の断片を重ねることで、胸糞悪い人間という生き物の罪深さが浮かび上がるという語り口の画期性。
物語としては人間関係が極めて解り難く観ていて苦痛だが、もはやそんなことは超越してしまっている。薄幸を体現したかのようなヴィアゼムスキーの妙な色気に圧倒される。
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