[コメント] (500)日のサマー(2009/米)
オフィスでのレヴィットとデシャネルの位置関係と距離感が絶妙。近からず遠からず。レヴィットは顔を上げればデシャネルの姿が眼に入る。デシャネルの目線にはレヴィットは入らない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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男目線で言えば、女ってやつは…という話になるが、デシャネルは最初っから「恋人にはならない」とスタンスは一貫していた。そういう意味では男の一人相撲である。その一方、突然結婚することでデシャネルの掴みどころのなさも造形する。
二人とも、その善良さがキャラクタから滲み出ているので潔い印象を残す。後味の甘酸っぱいすれ違い。裏側からのデシャネル目線で同じ物語を観てみたくなるような愛おしさがある。
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