[コメント] パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021/米=英=ニュージーランド=カナダ=豪)
ニュージーランドのダイナミックな大自然を背景に、行き交う人々のグロテスクな内心の動きが交差するサスペンス西部劇。こういう作品は苦手な自分にも、予測を拒む展開をみせるドラマは興味深かった。ひ弱な美青年ピーターの暗躍は、『午後の曳航』の少年を想起させる。概して開幕よりゲイ的な空気があるが、むしろそれを踏まえたスリラーの趣き。
(水那岐)
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