映画としては普通の出来かな。

鬱になることは誰にでもあると思う。 薬が必要になる程の鬱とそうでない鬱の差は程度の差でしかないのかもしれない。 が、心が体に及ぼす作用というのは甚大で 深い鬱が心身に与える影響は大きいと思う。

誰でも鬱になるし、誰でも環境さえ整ってしまえば、深い鬱にはまってしまう。 （環境、体質的ななりやすさはあると思うが） 深い鬱になる人は自己イメージと、現実とのギャップが激しいように思う。 日常で上手く行くようにがんばりすぎちゃうんだと。

マラソン選手だって、フルマラソンを走れるのは年に数回。 休憩が必要。 精神にも休憩が必要で、それが軽い鬱なのに、それでもがんばっちゃうと 鬱々となっちゃうのかも。休みたいときに休めれば世話はないんだろうけど。 他人とのかかわり、この映画の場合母親とのかかわりも大きな要因の一つだろう。