[コメント] トーチソングトリロジー(1988/米)
「苦手なもの」を受け入れるのは「やさしくなる」ことに近いかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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誰だって自分が築いてきたものが壊されるのはつらいし、怖いさ。あのお母さんだって夫亡き後「息子が生き甲斐になるかも」って思っていたのかもしれない。
自分が認めたくないものは怖いものだよ。それを認めちゃうと自分が自分でなくなっちゃう気がするから怖いよ。そりゃあ、嫌ったり、追い出したりしたくなるさ。でも、何かひとつのきっかけでもいいから、相手のことを一度よく見て向き合ってみたら、新しい自分になれるかもね。それは「やさしい」ってことに近いかもしれない。「愛してる人を失ったこと」が共通の認識であったというのはつらいけれど、二人でなら何とかなりそうだ。良かったね。お母さんも、アーノルドも、エドも、息子も。
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