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[コメント] 革命児サパタ(1952/米)

無欲な者に権力者は務まるのか?権力は人を変えるのか?
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







権力について考えさせられる。

ディアス(独裁)→マデロ(法律優先)→ウエルタ(軍事)→サパタ(農民に温情)→フェルナンド(冷徹に政策)

話し合いで解決しようとしていたパブロは、敵と内通しているとされた。

同志:パンチョ・ビリャ将軍は、権力闘争を嫌ってサパタに大統領職を譲り、田舎へ。

最初は、嫁ホセファの家もサパタのような貧乏インディオはイヤ。しかし、将軍になると歓迎、でも、裕福にならないとわかると悪口。兄も弟サパタが大統領になったのに、暮らしが豊かにならないので、農民の土地を奪う行動に。

スタインベックの脚本は、さまざまな権力と人間を浮き彫りにしている。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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