[コメント] アバウト・シュミット(2002/米)
『東京物語』の笠智衆には、孤独を当然のこととして受け入れるような超然とした佇まいを感じたが、この映画の主人公は孤独を受け入れられず足掻いて、尚且つその足掻きが報われない。そこが悲しくも人間的だし、ニコルソンが演じることで微妙な可笑しみも生まれた。
(太陽と戦慄)
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