[コメント] 蝶の舌(1999/スペイン)
子どもなんてそんなものだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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せっかくのグレゴリオ先生直々の教示をほったらかして己の興味のおもむくままにその声、音のするほうに走っていってしまうモンチョ。しかしそれが子どもというものだと思うし、子どもなんてそんなものだとも思う。
モンチョが最後、どのような思いで石つぶてを投げ付けたかなんてことは誰にもわからない。けれど、そんなモンチョやグレゴリオ先生の姿を見て、そして生き抜くために偽りの言葉を吐かずにはいられないモンチョの家族や連行される党員たちの姿を見て、少なくとも私はさめざめと泣いてしまった。泣かずにはいられなかった。
これだってそんなもの…ではだめなのだろうか。
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