例えば雨に濡れ、すっぴん状態で涙を流すミセス・ロビンソンなんて画はなかなか良かったのに、それを物凄いズームで引いてしまうところがマイク・ニコルズだなぁとガッカリ。彼なりに意図するところは分からなくはないのだが、演劇では表現できない映画的効果を強調しすぎるのは個人的には好みではない。