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[コメント] ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米)

ラストの数コマで、『ロッキー6』ではなく『ロッキー・バルボア』という題名にふさわしい映画になった。
空イグアナ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最後の最後、墓から去っていくロッキーの姿が消えた。陽炎のように。フレームから外れるのではなく。

このたった数コマがあるか無いかで、ラストの意味は全然違った物になる。「ロッキー・バルボアとは、このような男でした。」と今は亡き人を思い返し、語っているようだ。そう、ロッキーは、この世から去ったのだ。「自分を諦めずに生きたロッキーは、こうして幸せに生涯を閉じたのです。」これはそういう映画だったのだ。墓から去っていくロッキーは天国へ昇っていくかのようだ。

それ以前に、ラストで墓に語りかけるロッキーは、エイドリアンに生前の最後の試合を報告に来た幽霊だったのか。

そうすると試合後、観客の手にタッチする様子をアップのスローモーションで映した場面は、あれがロッキーが人に触れた最後の瞬間として強調しているかのように見えてくる。最後までボクサーとして生き、リングサイドで燃え尽きて生涯を閉じたのかも知れない。

(評価:★5)

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