全てが夢だと判った時の、あのガッカリは果てし無く共感できます。オレだって好きな娘が出てくる幸せな夢（モラトリアム）の一つや二つ見たことあるけど、起きた時の喪失感ときたら、そりゃ酷いもんだ。しかも、それがおかんの電話（金銭面）で起こされたりした日には罪無きおかんに当り散らす始末の悪さ。この映画では、その後のフォローもしっかりしてるとこが良いですね。実は、全てはあのエロ男の夢だった...なんてオチだったら救いがなさすぎる。