「画面」としか書けないのが悲しいと言うか辛い･･･例え親の死に目にあえなかろうが決死の覚悟で劇場で観て「画面」を「スクリーン」と更新することを此処に決意。

もう本当にこの映画の魅力は他の人が思う存分コメントしてるから、そっち読んでって感じなんだけど、これだけは書かせて欲しい。宮口精二が漢！侍なら･･･いや男ならこう在りたいもんですねー。男は黙って為すことを為せ！百姓も侍も町人も薄汚いのが堪らない。最近の時代劇にも見習って欲しい。コレ観た後だと他の黒澤映画も観え方が変わってきそうでコワイ。早速『用心棒』なんて５点に格上げしようか悩んでる有り様だし。でも残念なのは、志村喬の最後のセリフ。アレは要らないね。まあ、この物量と満足感の前にはそんなこと些細な話で、かつての私のように黒澤映画を敬遠している人には是非体感して欲しい。観てみて５点付かなかったとしてもそれは決して無駄ではないと思うので。