[コメント] ワイルドバンチ(1969/米)
これは、死に場所を探す男たちの物語なんだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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(ネタバレあり!)
セルジオ・レオーネの『夕陽のギャングたち』と同じ空気を感じた。実際この2作、良く似ている。どちらも、時代に取り残されたアウトローたちの挽歌だった。
クライマックス、4人の男たちが静かに行進していく。次の瞬間、噴出するバイオレンス!絶叫しながら果てるウォーレン・オーツ、その彼に変わって機関銃の引き金を引き、ハチの巣にされるウィリアム・ホールデン、友の死を見取るかのように自らも絶命するアーネスト・ボーグナイン。
そして、行き場を失ったロバート・ライアンの哀しげな表情。まさしくこれは”死の舞踏”、壮絶極まりない銃撃のオペラなのだった。
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