[コメント] 気狂いピエロ(1965/仏)
…出来れば、本は黙読して欲しい…
台詞(というか朗読?)の洪水に揉みくちゃにされて、船酔いみたいな状態になってしまった。だから、ラスト30分で物語が動き始めても、妙に突き放した気分で画面を追っているだけだった自分。
でも、好きなんです、この映画。これを観ちゃったから、いまだに「ゴダールさんは、きっと何かやらかしてくれるに違いない」と在らぬ期待をして、新作を観に行ってしまう。
森や林に行くと、ついついインチキ仏語で「私の運命線」を口ずさんでしまうし、“TOTAL”という文字を見ると、ついつい「トタ〜ル」と二人の口調を真似して読んでみたくなったりするわけです。
…映画のレビューになってない?イイのだ、これで。僕にとってこれは「映画」というよりは「体験」だったのだから。だから、この貴重な体験に対して、★4つです〜!(←マチャアキの声で)
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