コメントで↑のようなことを言っておきながら、そんな当人は「終始笑ってられる映画でもないな…」と思ったわけで。確かにワイワイ楽しいし沢山のボケ合戦が繰り広げられるけれど、笑わせる為の「間」がおかしいんだよね。コントを見て「あー詰まらん」と思うのと同じ。自然でも無くベタベタでも無い。中途半端すぎるのが惜しい。

娯楽映画ならではの「舞台」が面白い。自分も２回ほど行ったことのある「ラグーナ蒲郡」が舞台だとは、まさか思いもしなかった。確か最近オープンしたばかりの総合施設で、ショッピングが出来たり遊べたりと、なかなか楽しいところだと思われる（自分はあまり…苦笑）。井筒が目指した娯楽が、そんな場所に有ることを凄く理解できる。

井筒は「虎の門」で「次回作は有名人を一切使わん！」と、『グッバイ、レーニン！』の批評の際、声を大にして言っていた（笑）。「ゲロッパ！」は誰が見ても豪華役者あっての娯楽映画だと思うけど、それをしっかりわかってるのね井筒は。だからこそ、次は作品相応のキャスティングを期待してるぞ！欲を言えば、次は脚本主体の作品ということで。

俺を怒らせるなよ〜（笑