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[コメント] リターン・トゥ・マイ・ラヴ(2005/米)

自称ダメ男が嘆き続ける展開も、映画としてのスタイルも渋味がある。嫌いじゃない。母親との微妙な距離感はよく表現されており、これが主人公の感情(今の生活)にダイレクトに繋がってくる。それにしても、リブ・タイラーの素朴さは美しい…
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







母親との距離感は、家族との距離感でもあり、また純粋な気持ちを伝えられないアニタとの距離感でもある。観ればわかるが、鑑賞後はある意味ですっきりする。微妙だった距離感もまた、1つの区切りを迎えてすっきりする。そして、ブシェーミは人の表情を撮るのがウマイね。渋味のある映像ともマッチしている。

この邦題はいただけん。全く印象に残りません。なんだろ、このやっつけ仕事な邦題は。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)サイモン64[*]

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