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[コメント] ニュームーン トワイライト・サーガ(2009/米)

冒頭に出てくる「ロメオとジュリエット」がこの二人を暗示しているのだろう、もはや現代においては人間はパンパイアとしか純愛を経験できないのではないか、と思われるほど展開されるのは徹底した究極の二人だけの愛の世界。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







永遠の世界に彼女を連れて行こうとするのは簡単なんだけれど、それは彼女を愛してしまった男はなかなかできない。すなわち自分と同じ生存上の悩みを彼女に持たせてしまうからだ。彼女にはそういうことはできない。しかし女は男と離れて生きた心地がしない毎日を送る。

でも、ずるいんだなあ。彼女をずっと脇で見ている男。時々出没する。まあ、そうでなければ恋愛映画にならないんだけれど、それでも弱いぞ、と言いたくなる。もっと彼女のことを思うんだったら我慢しろよと言いたくなる気持ちも存在ずるが、そこは我慢我慢。

最後の最後で彼女にプロポーズするところで急にエンドクレジット。結構カッコいい終わり方。気に入った。

そうなんだ、究極の愛は現代でもう存在しないのかも、、。逆に変なペシミズムを背負ってしまう自分がいる。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)きわ[*] けにろん[*]

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