『キャンプテン・アメリカ/シビル・ウォー』にちょこっと出てきたアントマン。そのことがまずこの映画のストーリーに大きく関係してきます。だからシビル・ウォーを見ていないと、逆に「？」になること請け合い。そして『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』には出てませんでした。それ自体がこの映画の成り行き、そしてシリーズの成り行きにも大きく関係してくるから、怖いなあと思いました。

それは置いておいて、作品だけならそれなりにおもしろい作品ですが、見せ場をほぼ予告で見せてしまってる感じはあります。そして「ワスプ」がかなり無敵でした。アントマンが霞みかねない。ペーニャたちが「いい息抜き」になっているので、楽しめました。ちょっと残念だったのは「ゴースト」の立ち位置とその結末。ちょっともう少し練れたんじゃないかと思います。故障による｢巨大化｣が新鮮でした。なんだかウルトラマンレオみたいな感じかな？

ミシェル・ファイファーやフィッシュバーンなどの大物俳優まで登場して、かなり豪華です。

でもやはりこの映画の「キモ」は「最後の映像」なんでしょうね。そして、『アベンジャーズ４』へとつながるんでしょう。