[コメント] AMY エイミー(1998/豪)
エイミーの世界、暗くて無音の裏路地を駆け抜けた先にある、心を乗せた歌の世界。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
エイミーが一人で裏路地を駆け抜けて行ってしまう所、このシーンがとても印象に残った。
父親が死んでしまったと言う現実、自分が殺してしまったんだと思い込んでいる現実から遠ざかろうとしている様に感じた。
そんな自分にとってのイヤな現実を見ない様にして、 歌と言う手段で周りの人達に考えを伝えていく所、見ている時は楽しかったが、 見終わってみると少し切なく感じる。
そして最後、娘が言葉を取り戻しタクシー内で、 子供が言葉を取り戻した安心と、 沢山の事が起こった困惑と、 夫の死を止められなかった後悔の念を思い出した事、 をナイマゼにした顔をする母親、 何だかじんわり感動してしまった。
でも、最後に一つ思った事、いつも一緒にいる母親なら娘が歌でなら通じ合える事ぐらい気付けよ!、とは思いました。
良い映画だと思います。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。