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[コメント] レベッカ(1940/米)

非常に面白かったのだけど、納得いかない処が一つ。
あき♪

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







過去に死んでもういないレベッカが、次第に血肉を帯びて館に巣食っている事を感じさせる所が中々に怖い。 そして、それを蕩々と語りだす、ダンバーズ恐ろしいです。

だけれどもレベッカが自殺だったのか他殺だったのかって処が納得いかない。 もちろん、他殺で事件は自殺としてカタがついたと言う事なのだろうけど。

他殺であったのだとすると、その後のシーンに、どうにもその過去に打ち勝った、レベッカに勝ったと言うマクシム及び婦人、どす黒い心理が見え隠れするシーンが無かった事に「あれ?、なんじゃろ?」を覚える。 (この話の展開じゃあ、事件の真相と人間の心理がどうにも食い違って話が曖昧になってしまう)

どうにもそこの辺が納得いかなくて3つ星

少なくとも、私はこの後の展開に「館炎上、忌々しかった過去もダンバーズ夫人とともに完全に消え去りました」なんてオチよりも、ここから鬼の様な展開を期待したのに・・・

例えば、 殺されたと言う真実を知ったダンバーズ夫人にレベッカが乗り移ったかの様に、 「キィ〜、キィ〜キィ〜ケェ〜ケェ〜」 などの奇声と共に 周りに血の雨を降らすとか、そんな展開を私は期待していた。

ん、ありきたりですか?

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)りかちゅ[*]

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