[コメント] ことの終わり(1999/英)
クリシェ論「咳払い編」
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
”クリシェ ”とは、よくある決まり事やパターン、法則、お約束ごとを指します。
例えば、「推理もので、探偵以外の最初に出てくる登場人物が犯人の可能性が高い」とか「女性がもどすシーンがあれば、妊娠している」とか「食卓を囲むシーンではカメラが撮る手前のイスに人は座らない(Ex.寺内貫太郎一家)」などなどが該当します。
さて、この映画のクリシェはと言うと、序盤のレストランでジュリアン・ムーアが咳払いをしますね。これは、のちに病気で死ぬという伏線なのですが、唐突に咳払いをする場面がある場合は、80%はその主要登場人物は病気で死にます。と言うことで、この作品に関しては開始10分でラストが読めてしまいました。
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さて、これだけはどうしても一つ言いたい! レイフ・ファインズがあまりにも早漏です。
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