[コメント] 侠客列伝(1968/日)
忠臣蔵をパクッた脚本は当然ながら隙はなく、鶴田VS高倉の豪華過ぎる対決すらクライマックスの前菜とされる。この東映オールスター選抜チームの打順が絶妙にはまる心地良さは東映ファンでなければわからないだろうなぁ。
1番、長門裕之
2番、里見浩太朗
この俊足の若手がグラウンドを走り回り、物語の起承転結のうち起承をふくらませ、
3番、若山富三郎が貫禄でフェンス直撃の長打を放ち、
4番、高倉健を迎える。
5番、鶴田浩二は戦況に関わらず常に場外HRを放ち続ける。今回は敬遠の四球だ。
6番、藤純子は起承転結の転を担い
7番、藤山寛美は起承転のいずれもをこなすオールラウンドプレイヤーだ。
8番、大木実は以前に敵方チームから移籍してきた関係から、味方にすれば心強い存在である。今回スタメン落ちした山本麟一も同様の役割を期待されていた。
9番はピッチャー、マキノ雅弘。
そして敵方のピッチャーは今回は豪華なダブルストッパーで抑えにかかってきた。遠藤辰雄と河津清三郎である。今回登板の機会がなかった天津敏が見れなかったが悔やまれる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。