軍法会議にかけられる３人の兵士達。ラルフ・ミーカー演じる伍長こそ一遍のエピソードが織り込まれているが、あとの２人はエピソード無し。もうちょっと感情移入させて欲しかった。そして結局銃殺されてしまうのだが、銃殺シーンやその後のシーンにカーク・ダグラスが苦悩したり、怒りや悲しみの表現をするシーンも欲しかった。無実の自分の部下を力足りずに殺させてしまったのに、そのカットがなく、いきなり別件の事件でクールに交渉を始めてしまう主人公にちょっと違和感あり。