シリーズ作品を手掛ける上で、ハリーと同じような仕置き人タイプの警官が登場し正義論が展開されるのは、避けて通れないことだったのだろう。好き嫌いが分かれるところだと思うが、本作の白バイポリスの正悪つかない不気味さは後の「ターミネータ」に引き継がれたように思えるし、精神的に参っている昔なじみの同僚が犯人と思わせながら、若者４人組に視点を移させ、警察組織ぐるみだったとした展開はなかなか良かったと思う（今ではよくある設定かもしれませんが･･･）。

まぁ、でも私の好みも（正義がどうのこうのでなく）黙って撃つハリーですね。