「親にもそんな時期があったんだあ」って思える時期が大人になった時期なのかもしれない。いや、逆かな。。まあ、世間の性別から引き剥がされた位置に子供は親を置いてしまうもので、そんな親も恋をしていた時期があったんだなあと、両親を男、女として見える年齢になる。でも、それは過去の両親で現代の両親は結局のところ、世間の性別から引き剥がされた位置に置いてしまう、と思う。だからそんな親の過去を知る時って、なんか不思議な感じで、最近ようやくそうゆう話を親から聞くようになり、なんか人生を考えさせられえますね。

　いい話だと思いました。愛する人には後悔の残る人生を送って欲しくないもので、桜の木の下で母が娘に言ったセリフがなんかすげえ、心の鐘を鳴らされました。よくまとまってる作品ですね。