姉さん、自分に自信なさすぎっすよ。あんなに色っぽいのに、ゲームのララ・クロフトに嫉妬してたなんて…。

　前夫のジョニー・リー・ミラーが夢中でやってたララを、あまりの色っぽさに嫉妬してわざと何度も殺してやったという記事を読んだけど、「死ぬときのララって色っぽい声を出すのよ」と言う姉さんを「やっぱり少し変態なんだな」と思ってました。

　でも映画を観て「これがその声かぁ」と納得。やられそうになったとき、興奮したとき、何度も出すやたら色っぽい声。

　一見、自信のかたまりみたいに見えるけど、本当は自分にまだまだ満足してなくて、でもイジけるでもなく、日々邁進する彼女が“カッコいい”というより“かわいい”と映るときもあります。

　シリアス映画でも娯楽映画でも観客の目を釘付けにして、集客性があるうえにオスカー女優、しかも私生活もお騒がせ。久しぶりに人気・実力ともに映画スターらしい女優があらわれたなぁ。

　あと、英国のＴＶシリーズ『宇宙船レッド・ドワーフ号』のアーノルド・リマー役クリストファー・バリーが出てるのも嬉しい。最後まで観てやっと「あ、あれか！」と判ったんだけど、ちょっと太ったね。リマーと全然違ってナイスガイだし。

　この３人でまた続編作ってくれたら、出来はどうあれ観る。内容的には★３だけど、姉さんだけでお腹いっぱい満足でした。クリス・バリーはデザートかな。