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[コメント] オートバイ少女(1994/日)

映画は現実社会のシステムや、人間的な係わり合いを何らかの形で反映しなければ意味がない、などとは決して言わないが、この映画の監督であり、主人公の父親役の心情的モデルだと思われるあがた森魚の現実からのずれ方は、あまりにひどすぎる。
ぽんしゅう

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







初めて父親の姿を目にする17歳の娘みのる(石堂夏央)に向って、「親子の関係になんて意味はない。君とは友達の関係でいたい。」と言い放つ父親(あがた森魚)は、後妻に生ませた足の悪い車椅子の娘との関係を、さしずめ「君は僕のペットでいて欲しい」とでも考えているのだろう。

身勝手を通り越して、頭が悪すぎる。

(評価:★2)

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